先輩社員紹介

各分野の「プロ」として
活躍する若手社員たち。
入社を決めた理由や仕事内容、
やりがいなどを聞きました。

グローバル事業管理部

新規品番の生産準備 / 量産品番の品位管理

中村 昂弘

工学研究科 物理工学専攻修了 [ 2018年度入社〕

Q1

セーレンに入社した理由は?

福井県出身で、大学も福井に進学をしたということで、地元福井で就職することだけは決めていました。専攻は物理学だったのですが、自分の専攻を活かすことに拘らず、就職活動を進めていく中で、昔から知っていた「セーレン」に改めて、興味を持ちました。
漠然と「繊維メーカー」というイメージだけがあったのですが、「繊維」という枠の中でも、自動車からファッションまで幅広く事業を展開しており、「繊維」以外の分野においても、エレクトロニクス、メディカル、最近では宇宙産業と、型にはまらない経営方針に魅力を感じました。

Q2

これまでのキャリア・現在の仕事内容は?

現場実習終了後、車輌資材部門の中でも、カーシート素材の生産技術部に配属となりました。結果的には半年ほどの在籍となってしまい、技術的には何も身に付けられないまま異動となってしまうのですが、そこで学んだ基礎的なノウハウ、仕事のやり方は、現在の仕事に活きていると感じます。実際に行っていることは違っても、仕事に取り組む姿勢の本質は、全てに通ずるところがあると思います。
その後、入社1年半ほどのタイミングで、エアバッグを扱う部隊に移動となり、2年間の経験を積んで、現在の海外工場での生産技術の職務に就いています。主な職務は、新規立ち上がり品番の生産準備と現在量産中の品番の生産管理になります。商権獲得後、試作を重ねていく中で、課題を明確にし、日本の生産技術部・客先と相談しつつ、スムーズに量産移行できるようにすることが私の1番の役割です。エアバッグは生地のパーツを縫い合わせて作るのですが、誰が作業しても同じものが作れるか、もっと簡単に作業できるようにならないか、日々試行錯誤しています。

Q3

仕事のやりがいは?

海外の工場で、従業員も当然現地の方々ということで、日本で仕事をしていたら想定しないような問題が日々発生します。何をするにしても、予定通りに進むことなど、ほぼありません。
そんな中で、日本の方々・現地のスタッフの意見をまとめて、問題を解決に導けたときはやりがいを感じます。昨年は、立ち上げなければならない品番がかなり多く、生産自体が難しい品番もあり、非常に忙しい日々が続いたのですが、全員で協力して乗り越えることができました。

Q4

今後の夢は?

海外に来て、相談する側から相談される側の立場になりましたが、自分の力の無さを痛感する場面に、幾度も遭遇します。まずは、技術的にも、精神的にも、常に落ち着いて、的確に対処できるようになることが目標です。
現在は、生産技術の部門のみ任されていますが、生産・品質・営業等々、見識が浅い分野も多く、まだまだ勉強が必要だと感じます。足りない部分も多いですが、現地スタッフを管理する立場にもなるので、共にレベルアップできるように日々取り組んでいきます。

Q5

これから入社を志す方へ
セーレンを一言で表すとどんな会社?

良くも悪くも、ひた向きに仕事に向き合っている人には、個人の裁量に任せて、ある程度自由にやらせてもらえる会社だと思います。自分で判断して進められる反面、その分責任は伴いますが、自身が成長できる機会は多いです。
幅広い分野に事業を展開しており、海外進出も多いので、色々なことに挑戦できる可能性を秘めている会社だと思います。

とある1日のスケジュール

09:00

日本生産技術とWeb会議

12:00

昼食

13:00

試作の進捗・状況確認

17:00

資料作成

18:00

退社