先輩社員紹介

各分野の「プロ」として
活躍する若手社員たち。
入社を決めた理由や仕事内容、
やりがいなどを聞きました。

研究開発センター 人工衛星グループ

人工衛星の電気設計・試験、人工衛星の搭載部品の選定・評価

石川 ゆい

自然科学研究科 自然システム学専攻 地球環境学コース卒業 [ 2019年度入社〕

Q1

セーレンに入社した理由は?

私がセーレンに入社した理由は、2つあります。
1つ目はセーレンは福井拠点の会社であることです。私は福井出身で、将来は自分が馴染んだ地域で暮らしたく、Uターン就職を考えていたからです。
2つ目は宇宙産業から繊維産業まで多種な事業を展開していることです。私は宇宙系と環境系のものづくりの開発の仕事に携わりたいと考えていました。そこでその両方を兼ね備えた多種な事業を持っているセーレンに惹かれ、自分のしたいことが出来ると思ったからです。

Q2

これまでのキャリア・現在の仕事内容は?

入社して半年はセーレンの各事業部で研修を受けました。10月に人工衛星グループに配属され、1年目は人工衛星を開発・製造することはどういうものなのか学びながら、人工衛星の業務に携わりました。人工衛星は民生品と違い、宇宙環境での耐性が必要です。人工衛星を打ち上げる前に必要な試験、例えばロケットで打ち上げるための振動耐性をみる振動試験や、宇宙での熱変化環境の耐性を見る熱真空試験を上司と一緒に実施しました。
2年目から現在まで、人工衛星の電気システム関係を専門に仕事をしています。具体的には、人工衛星の電気システムの設計、搭載する基板の設計・評価や、宇宙環境に耐性のある電子部品の選定、人工衛星の電気試験をしています。宇宙には放射線があるのでその耐性のある電子部品を選定するために、年4回ほど出張し、電子部品に放射線を当てる試験を行っています。

Q3

仕事のやりがいは?

今の仕事での大きなやりがいを感じた時は、自分の携わった人工衛星が宇宙に放出され、宇宙でも動いていることを確かめた時です。人工衛星を開発・製造するのにたくさんの課題にぶつかり、試行錯誤しながら対策を立てたりするので、宇宙で人工衛星が生きてることを確認したときは嬉しいです。また、今の仕事は無知の状態から始めたものなので、自分が設計した人工衛星に搭載する電子基板が出来上がったときとてもうれしい気持ちになります。知らないことやわからないことが多いですが新しいことを日々知ることが出来て楽しいです。

Q4

今後の夢は?

人工衛星といえばセーレン!となるように成果を上げていくことです。そのために、電気システム系のスペシャリストになることが私の夢です。人工衛星に限ったことではないですが電気機器は、大きく分けて電気・機械・プログラミングのエンジニアが集まってものが作られています。その中で一番核となるのは電気だと私は思います。これからたくさん学んで、お客様が満足するものを作れるようなエンジニアになりたいです。

Q5

これから入社を志す方へ
セーレンを一言で表すとどんな会社?

社員が挑戦できる会社だと思います。私が今まで携わったことのない分野、宇宙関係の仕事の挑戦をさせてくれました。配属した後も、仕事の開発に必要なことは高額な試験でも資格取得のために実施させてくれます。また、セーレンは複数の事業を展開しているので、様々な技術に特化しています。その分いろんなことに挑戦することが出来る機会がある会社だと思います。

とある1日のスケジュール

09:00

メールチェック・1日のスケジュールチェック   ミーティング準備

10:00

ミーティング

11:00

回路設計

12:00

昼食

13:00

回路設計

15:00

上司と設計確認

16:00

回路図修正

18:00

退社